目標を達成するには計画が必要です。
無計画に行動したり気合と根性でがむしゃらに頑張ったりすることで運良く達成できることもあります。
運や気持ちにすべてを委ねるギャンブルを続けるのではなく、筋の通った正しい計画を立てる力(以下計画力)を身に着け、リスクを回避するべきだと考えています。
計画を立て、試行錯誤しながら達成に向かうことを繰り返せば、計画の立て方も上手になります。
その結果、同じミスを繰り返さなくなり、成長速度が上がります。
車に例えるなら、気持ちは燃料です。
最後まで粘り強く続けるには気持ちは重要です。
しかし、計画を立てずに気ままに進めては、その燃料もすぐに尽きてしまいます。
目的地の方向も道のりも知らなければたどり着くことはできません。
現在地から目的地までの距離や移動手段、かかる時間を予測してから向かうことで、移動中でも目的地までの距離を確認したり、状況に応じて寄り道したりすることもできます。
計画力を身につけるべき主な理由3つを紹介します。
理由1 時間にゆとりができる
中学生は想像以上に忙しいです。
社会人よりも拘束時間が多く、自分の時間を確保するのが難しいと思います。
平日は朝6時に起床し身支度をして登校します。
午後6時過ぎに下校して、夕食をとって一息つけるのは7時を過ぎた頃でしょう。
8時間睡眠すると仮定すれば10時には就寝していなければなりません。
3時間という限られた時間で、宿題や自主学習や明日の支度をする必要があります。
3時間すべて自由に使えるわけではありませんね。
休日には部活動も当然します。
限られた時間の中で毎日、『今日は何をしようか、何から手をつけようか』と考えるのは時間がもったいないです。
毎日行うルーティンは習慣化してしまうことで、忙しくても心のゆとりを持つことができます。
歯磨きをするときに毎回、歯磨き粉を左手に持って、反対の右手には歯ブラシを持って、歯磨きを歯ブラシに着けてから…と考えてはいないと思います。
多くの人は習慣化できているので、自然と手が動いているのではないでしょうか。
あらかじめ、計画を立てておくことで、時間の使い方が上手になります。ゆとりをもった生活ができるでしょう。
理由2 計画力は他に応用できる
建物を建てるとき、必ず設計図を描いてから家を建てます。
新規事業を立ち上げる際にも必ず計画書を書いて、どのくらいの利益がいつまでに出せるか見通しを立ててから実行します。
銀行からの融資を受ける場合は事業計画書を提出します。
審査が通ってはじめてお金を借りることができます。
計画力を身につけることで、部活動や趣味にもその力は活かされ、その後の人生でも成長することができます。
早期に計画力を身につけることは大きな財産になります。
理由3 論理的思考力が身につく
計画して実行するということは行動に対する結果が分析できるということです。
もし計画通りに進まなかった場合はその行動をやめて別の方法をとればよいのです。
目標Aを達成するためには方法Bと方法Cをすればよい、実行すれば結果bと結果cになるだろうと計画段階で予想することで論理的に物事を考えられるようなります。
まとめ
計画力を身につけることで、教科学習以外の物事でも成長することができます。
私も計画力を身につけるまでは同じ失敗を繰り返すこともありましたし、自分に合わないとも知らずに他人の成功例を真似て失敗することもありました。
自分で計画して目標達成すれば自信がつきますし、自分にあった方法を見つけることもできます。
私自身、学習塾だけでなく、STEM教育スクールや養蜂、ブロガーとして事業計画に従い実行しています。
去年は狩猟免許取得・銀行からの融資・HP作成・勉強を教えずに生徒の学力を3ヶ月で85点上げることに成功しました。
当院では、私が作成した計画表とタブレット教材を基本的に使用し学習します。
このタブレット教材は一般的には自立型学習教材とも呼ばれています。
県外の先進的な私立学校や佐賀県武雄市では、すでにタブレット教材を使用した学習が取り入れられています。
タブレット教材は家庭にあるPCやスマートフォンでも使用可能です。
インターネットに接続できる端末さえあれば、いつでもどこでも一流の講師の講義動画を視聴できます。例えば、数学は小学校の範囲から勉強をし直しつつ、英語は予習のために活用するという使い方が自立型教材なら可能です。また、5分程度のスキマ時間も有効活用できる様になります。
紙教材も別途用意しています。
90分のうち45分はカウンセリングを行い、残りの時間で問題演習や質問受付を行います。
計画力を身に着け、自分に合った学習法で理想を現実にしましょう!
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